【暖房器具の違い】(エアコン・石油・ガス・オイルヒーター・電気ストーブ)とおすすめ

家電紹介

冬に欠かせない暖房器具、

自宅でこもる時間が長くなる冬、あったかぬくぬくのお部屋で過ごしたいですよね。

でも種類がたくさんあってどう選べば良いかわからない。

そんな疑問を解消して「あったかぬくぬくな快適ライフ」を送るために必要な暖房器具をご紹介します。

それぞれの暖房器具の種類とメリット デメリットを比較

暖房器具にはお部屋全体を暖めてくれる暖房器具と、暖房器具の正面(あたる範囲)のみを暖めてくれるスポット暖房器具とに分けられます。

お部屋全体を暖めてくれる暖房器具は、エアコン・石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーター・オイルヒーターで、

スポット暖房器具としては、電気ヒーター(電気ストーブ、セラミックファンヒーター)・こたつ・ホットカーペットなどがあります。

暖房器具と一口にいってもこの2種類の暖房器具があることに注意してください。

【暖房器具ごとの違い一覧】

皆さんは暖房器具を選ぶ際にはどこをポイントに選びますでしょうか?

速暖性、暖める能力、電気代、デザイン?人それぞれで求める部分は変わりますよね。ポイントごとに比較していきましょう。

エアコン石油ストーブ石油ファンヒーターガスファンヒーターオイルヒーター電気ストーブ
1,速暖性能○~◎○(スポット)
2,暖房コスト××
3,安全性×××
4,お手入れのしやすさ××
5,空気のきれいさ×××
6,空気乾燥のしにくさ×~○
エアコン石油ストーブ石油ファンヒーターガスファンヒーターオイルヒーター電気ストーブ

速暖性能

とにかく足下から早く暖房を効かせたいという方には石油ファンヒーター、もしくはガスファンヒーターがオススメ!暖かい空気は上に上がっていくため床面から温風がでて、且つファンで部屋全体に素早く温風を送り出してくれます。

エアコンもグレードによって暖房時のパワーや気流コントロールが優秀。低温時暖房能力の高いエアコンを選んだ場合は冬場の暖房パワーも強く、さらに大きなフラップと賢いセンサーで足下から効率よくお部屋をあたためてくれる機種もありますよ。

電気ストーブはスポット暖房(あたっている範囲のみの暖房)にあたります。部屋全体でなく、一時の間 その場所だけ直接暖まる分には速暖性能も高く便利ですね。着替える間や机に座って作業する横に設置したりと持ち運んで移動して使える暖房器具です。

暖房コスト

暖房コストはたくさんの暖房器具の中でもエアコンが省エネ性能に優れています。一旦部屋が暖まってしまえば後は設定温度をキープするだけ。立ち上げ時に最もエネルギーを使用するため設定温度に達してしまえば省エネ性能は非常に高いです。

電気ストーブやオイルヒーターは1時間あたりの消費電力が高い傾向にあります。1時間あたり強運転で1200wほど使用してしまう機種が多いので一時の間暖まるための使用にはおすすめ。長時間つけっぱなしになると電気代が高くつくかもしれません。

3,安全性

石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーターは器具の内部で燃料を燃やします。吹き出し口の温度は高温になりますのでやけどの心配が。小さいお子さんのおられる家庭は特に注意が必要です。

安全性ではエアコンや電気ヒーター、オイルヒーターの方が火を直接使用しないので火事のリスクも抑えられて安心です。

4,お手入れのしやすさ

石油ストーブと石油ファンヒーターは灯油の給油が必要ですので灯油が無くなればその都度補充しなければならないというデメリットがあります。

石油ファンヒーターとガスファンヒーター、電気ファンヒーター、エアコンは空気を送り出しながら暖房するのでフィルターについた埃のお手入れも必要です。エアコンに関してはフィルター自動清掃機能がついたエアコンが主流になっていますのでお手入れが従来と比べて楽な機種もあります。

オイルヒーターは暖かい空気が自然と上にあがりゆっくりと部屋を暖める方式。自然対流型なので面倒なフィルターなどのお手入れは不要で、本体を拭くぐらいで問題ありません。

5,空気のきれいさ

エアコンは空気が乾燥しがちです。一部加湿機能も搭載された機種もありますが、それ以外は空気が暖房使用時は乾燥しやすいので加湿器と合わせての使用をおすすめします。またエアコンは機種によってはイオンを発生させたりプラズマ放電で花粉やカビやウイルス、臭い等を抑えてくれる機種もありますよ。

石油やガス暖房機は燃焼時に熱と合わせて水蒸気を発生させるため乾燥は比較的しにくい暖房器具です。しかし、燃焼時に有害物質も発生するため定期的な換気も必要です。

オイルヒーターは自然対流型の暖房器具のため空気は乾燥しずらく、且つ換気も不要です。一番自然に近い暖房器具といえます。換気が不要で空気も乾燥しずらいので寝室などでの使用もおすすめですよ。

6,空気乾燥のしにくさ

上記でも記載しましたが、乾燥しにくい暖房器具は石油やガスを利用した暖房器具(石油ストーブ、石油ファン、ガスファン)です。燃焼時に熱と合わせて水蒸気を発生させるため乾燥は比較的しにくい特徴があります。

オイルヒーターも自然対流型の暖房機になります。温風を発生させることがないため空気は乾燥しにくい暖房機といえます。

まとめ

暖房機もたくさんの種類があって迷うことも多いと思います。

まずは部屋全体を暖めてたいのか、それともスポット的にその場所のみ暖まれば良いのかで絞っていただき、どういった部屋でどういった使い方をしたいか考えた上で選ぶことをおすすめします。

お部屋全体を暖める際の私、個人のおすすめとしてはエアコンです。デメリットもありますが、暖房コストの部分や冬場だけでなく夏場や梅雨時も年中使用ができるところも良いところ。面倒くさがりな私はシーズンごとの片付け等も不要で邪魔にもならないエアコンに頼っています。さらに今は空気清浄機能などといった高付加価値もついた機種も多いためオススメです。

とはいえ、それぞれの暖房機にはそれぞれの魅力があるのも確かです。生活シーンをイメージしてどの暖房器具がご自身にベストがフワフワ想像して選んでみるといいと思います。

  皆さんも寒い季節を暖かな暖房器具で快適に過ごせますように。

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