暑くなってくると必需品になる扇風機。家電量販店にいくと扇風機もかなりの種類があるのに加えて、サーキュレーターも?
何がどう違うのか解説していきます。扇風機選びのご参考までに。
扇風機とサーキュレーターは何が違うの?
扇風機とは!
扇風機とは直接風を体にあて冷やすことを目的に作られています。羽も大きいことで風の当たる範囲を広げます。
また、羽の枚数も最近は5枚6枚7枚・・と多い機種も出てきています。優しい風を創り出して涼むための機械と言えるでしょう。
サーキュレーターとは!
サーキュレーターは部屋の空気を循環することを目的に作られた機械です。
お部屋の空気を循環するために羽の直径は短く、風がより遠くに届くように設計されています。空気を循環させるために首振りも左右だけでなく上下や360°回転する機種等があります。
DCモーターとACモーターの違い
扇風機、サーキュレーターとも機種によって使用しているモーターに違いがあります。DCモーター(直流式)とACモーター(交流式)の2種類です。
DCモーター(直流式)は、ACモーター(交流式)と比較して以下のメリットがあります。
・消費電力が少ないので節電性が高い
・運転音が静か
・より細かく風量調節ができる、より優しい風が出せる
A Cモーター(交流式)タイプは安価なモデルが多い分上記のメリットが出せないデメリットがあります。
扇風機やサーキュレーターの価格の違いは?
以下の機能のある無しでお値段も性能も変わります。扇風機やサーキュレーターを選ぶ際はこれらのポイントにも注意して選びましょう。
DC(直流式)モーターかどうか
DCモーターの特徴は音が静かで、節電性能が高く、より細かい制御ができるため優しい風を創り出すことが可能です。強弱の切り替え数も多いところもこのモーターのおかげです。
音が静かなので寝室での使用や、省エネ性能が高いので普段よく使用するリビングなどにもおすすめです。
リモコンのある無し
シンプルなモデルはリモコンがない場合もあります。
リモコン付きのモデルでも首振りやタイマーまで全ての操作がリモコンでできるタイプの扇風機と、首振りだけは本体で操作しなければならないタイプなどが存在します。
リモコンで全て操作ができれば楽で快適ですね。
標準使用設計年数の違い
比較的お買い得な機種は標準仕様設計年数も短い傾向にあります。
5年、6年を目処に作られている機種もあれば10年12年を買い替え目処に作られている機種もあります。
壊れたら買い換えるか、それとも良い機種を長く使いたいかに分かれるところですね。
羽の枚数や形状による違い
扇風機の場合は比較的に羽の枚数が多くなればなるほどより柔らかく自然な風が作れます。今では7枚や10枚以上に羽が分かれている機種も発売されています。
ただしサーキュレーターの場合は扇風機と違い3枚羽の機種が多いです。遠くに風を運ぶことを目的として作られているため、より優しく広範囲に風を当たりたい方は扇風機がおすすめです。
首振り性能の違い
首振りなしの機種、左右首振りありの機種、上下左右首振りありの機種、360°回転しながら首振りする機種とさまざまです。
扇風機でありながら上下にも首が振る機種はサーキュレーターとしての使い方や洗濯物の部屋干しのサポートとしての使い方もできます。
その他付加価値の有無
扇風機には風を起こす以外にもイオンを発生させニオイや菌を抑える機種。1/fゆらぎという自然界に存在するゆらぎの風を作り出す機械などがあります。周りの温度によって強弱運転を自動で切り替えてくれる温度センサー機能付きの扇風機も。
おすすめ機種
ACモーター式扇風機
7枚羽で風は柔らかく、お値段も安価でオススメ!ただし、風量の切り替えは3段階であったり首振りはリモコンではできないので本体側で操作が必要です。
DCモーター式扇風機
DCモーターを使用しているため省エネで音も静か。ネット限定カラーでおしゃれです。
首振りやタイマーなどほとんどの操作がリモコンで操作できるフルリモコン式の扇風機でお買い得な機種です。
ACモーター式サーキュレーター
DCモーターより安価でお買い得。風量切り替えは3段階と少なめですが、サーキュレーターとして空気を循環するために使用する分には問題なしです。体に当てるためにも使用される場合は風量切り替えがより多くより優しい風もつくれるDCモータータイプのサーキュレーターがおすすめです。
DCモーター式サーキュレーター
アイリスオーヤマのサーキュレーター。アイリスオーヤマのサーキュレーターは毎年人気ですね。本体はコンパクトですが他と比較してもかなり空気を遠くへ送る能力には優れていると思います。
この機種は首振りも上下左右うごき、リモコンで首振りまですべて操作ができるフルリモコン式です。
サーキュレーターの場合は羽がお手入れできない機種も多いですがこちらの機種はお手入れ可能です。
まとめ
扇風機やサーキュレーターを選ぶ際はどこに設置したいのか、どんな風に使用したいのかなど使用シーンをイメージしてから選ばれることをおすすめします。
価格重視か、性能使い勝手を重視か、頑丈さを重視するか、デザインを重視するかで自ずとご自身に合った機種が選べるはずです。
ぜひお気に入りの一台を手に入れてくださいね!
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